カルピンの競馬

レース展開やコース・脚質、調教、血統などあらゆるデータを分析していき、危険な買ってはいけない馬を見抜いていく。気になったことも書きます。

[スポンサーリンク]

距離体系を理解する

目次

 

 

 

GⅠを頂点に距離ごとに体系づけられる 

f:id:mirupinn:20180430121821p:plain

 

芝・ダート・障害の区分だけでなく、

 

距離や馬齢、性別などによって、

 

それぞれGⅠを頂点としたピラミッド型をなしている。

 

馬齢や性別によって制限が設けられている場合もあるが、

 

距離については出走制限はありません。

 

しかし競走馬の能力に注目してみると、

 

それぞれに適した距離はあるために、

 

距離はレースを勝つうえで重要な要因とも言える。

 

 

 

芝・短距離レース

1600m以下のレースが中心で、

 

1200mのGⅠレースの頂点として

 

高松宮記念(中京)、スプリンターズS(中山)、

 

1600mのGⅠレースの頂点として、

 

安田記念(東京)、マイルCS(京都)

 

ヴィクトリアマイル<牝馬限定>(東京)がある。

 

1マイル=1600mなので、1600mはマイル戦とも呼ばれ、

 

マイル戦に強い馬をマイラーと言う。

 

1000m~1300mはスプリント戦と言われ、

 

この距離を得意とするスプリンターマイラー

 

スピード感あふれる戦いを繰り広げる。

 

 

 

芝・中距離レース

春季には大阪杯(阪神 2000m)、宝塚記念(阪神 2200m)、

 

秋季には天皇賞・秋(東京 2000m)がGⅠレースの頂点に当たる。

 

秋の天皇賞・秋にはマイル路線から挑んでくる馬や

 

菊花賞を回避した3歳馬の挑戦も見られる。

 

他にも、秋季にはエリザベス女王杯<牝馬限定>(京都 2200m)などが開催され、

 

有力な牝馬が多く出走する。

 

 

 

芝・長距離レース

秋季には2000mの天皇賞・秋(東京)から

 

2400mのジャパンカップ(東京)、

 

そして年末に開催される2500mの有馬記念(中山)が

 

古馬長距離路線の王道ローテとなっている。

 

長距離を得意とする馬はステイヤーと呼ばれるが、

 

古馬長距離GⅠレースで最も長い距離を走るのが、

 

春季に開催される3200mの天皇賞・春(京都)である。

 

3歳限定では3冠最後の菊花賞(京都 3000m)がある。

 

 

 

ダートレース

重賞は1200m~2000mまであり、

 

フェブラリーステークス(東京 1600m)、

 

チャンピョンズカップ(中京 1800m)

 

が中央競馬のダートGⅠレースの頂点である。

 

また、中央競馬と地方競馬の指定交流GⅠ

 

ダートレースのみで行われる。

 

 

 

障害レース

中央競馬の札幌・函館を除く8競馬場で実施される。

 

障害レースのGⅠレースとして、

 

中山グランドジャンプ(中山 芝 4250m)

 

中山大障害(中山 芝 4100m)があり、

 

いずれも中山競馬場で開催される。

 

[スポンサーリンク]