カルピンの競馬

レース展開やコース・脚質、調教、血統などあらゆるデータを分析していき、危険な買ってはいけない馬を見抜いていく。気になったことも書きます。

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パドックで仕上がりが好調な馬を見抜く

[目次]

 

 

 

好仕上がりの馬 

仕上がりの良し悪しの判断は、

 

下腹の線が重要です。

 

腹帯鞍をくくりつける帯から後ろの線が

 

緩やかな丸みを帯びつつ、

 

自然に股下にへせり上がっていくラインがベスト

 

この線のカーブがたるんでいると太め、

 

丸みが不足していると細めと判断する。

 

 

 

ふっくら見せる 

必要な筋肉が充実して全身がほどよく丸みを帯びた状態

 

減っていた馬体が戻り、

 

いいときの状態に近づいている

 

サインでもある。

 

小柄な馬、特に牡馬よりも華奢な牝馬が

 

ふっくら見えるのは調子がいい証拠。

 

ただ、太め残りと紙一重であるため、

 

じっくり観察して判断したい。

 

 

 

馬体重のわりに大きく見える

馬体重を一つの指標として、

 

パドックで大きく見えた馬は

 

馬体重をチェックしておく

 

馬の状態がよく、

 

気合を表に出して力強く歩いている馬は

 

一回り大きく見えることもある。

 

見た目の印象より馬体重が

 

少ない馬は好調と判断できる。

 

 

 

馬体重があまり変化していない

腹が切れ上がって見えても、

 

もともとそういう体形の馬もいる。

 

このようなときは、縦の比較をしてみる。

 

好走時の馬体重と比較して、

 

数字面で裏付けができれば

 

好走をする可能性はある。

 

 

 

ギリギリの仕上がり

ぜい肉をそぎ落とし、

 

必要な筋肉だけを残した

 

微妙な仕上がりの状態を指す。

 

これ以上落としたら細く見えるという

 

ギリギリの究極の仕上げと言える。

 

陣営の本気度は伝わってくるが、

 

それで成績が残せるかどうかは、

 

実際に走らないと分からない。

 

 

 

細めとギリギリをどう見抜くか

細めは必要以上に筋肉が落ちてしまった状態。

 

体調を崩して飼い食いが落ち、

 

体力が低下しているため

 

好走はあまり望めないが、

 

調教の影響で体重が多少減ったくらいなら、

 

極限的な仕上がり状態だと

 

考えられる場合もある。

 

また、明らかに太めに見えるよりは

 

細目に見えるほうが可能性はあるとみる。

 

ただし、ギリギリの仕上がりで好走した場合は、

 

反動が心配されるため、

 

調教の過程などに注意したいところだ。

 

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