小倉競馬場の特徴を知る
[目次]
小倉競馬場の特徴
● コース形態 右回り
● 芝コース
1615m、直線 293m
● ダートコース
1445m、直線 291m
● 障害コース
1317m、たすき 480m
● 開催重賞
小倉大賞典、小倉記念
北九州記念、小倉2歳S
(すべてGⅢ)
典型的な平坦で小回りなコース
直線は平坦だが、実際は2コーナー付近が高くなっており、芝コース全体の高低差は2.96mある。2コーナーにかけて上った分を2段階の坂で下り、フラットな直線に入っていく構造となっている。ダートコースもほぼ同様である。
主な芝コース・距離別の押さえるポイント
芝 1000m
3~4コーナーに高低差1mの下りがあるほかはフラットでスピードが出やすい。内枠の逃げ・先行馬が圧倒的な成績を残している。
芝 1200m
2段階の下り坂で加速して、スパイラルカーブでスピードを落とすことなく直線に入っていく。先行勢が有利だが、先行争いが激しくなると差しも決まりやすくなる。馬場が荒れる開催後半は外差しも決まりやすくなる。
芝 1800m
前半はスロー~平均ペースになり、上がり勝負になりやすいが、開催前半の時計の速い馬場では逃げ・先行馬が好走している。
芝 2000m
最初のコーナーまで472mあるが、1800m戦と比べるとハイペースになりやすい。向正面でペースダウンした後にまたペースが速くなるため、末脚に自信がある差し馬に展開は向く。
主なダートコース・距離別の押さえるポイント
ダート 1000m
下り坂でスピードに乗りやすく、逃げ・先行馬が圧倒的に有利で、馬群に包まれにくい中~外枠が成績がいい。
ダート 1700m
1コーナーまで343mあってペースが落ち着きやすく、逃げ・先行馬が有利だが、4コーナーで好位につけられる差し馬は好走しやすい。
ダート 2400m
1周半でコーナーを6度回るタフなコースとなっている。最後のゴール前は混戦になりやすく、先行馬に有利である。