函館競馬場の特徴を知る
函館競馬場は、スタンドから津軽海峡や函館山を眺めることができる。JRA全競馬場の中でもっともも直線が短く、芝コースでは262mである。
目次
函館競馬場の特徴
● コース形態 右回り
● 芝コース
1627m、直線 262m 洋芝
● ダートコース
1476m、直線 260m
● 開催重賞
函館スプリントS、函館記念
函館2歳S (すべてGⅢ)
洋芝適正が勝敗を分ける
洋芝に変わって水はけはよくなった。しかし、開催後半は馬場が傷み時間がかかり、コース適正の有無が顕著に表れるようになった。
日本で一番短い直線
ゴール板が4コーナー寄りにあるため、直線は10競馬中で最短の262mしかない。しかも3~4コーナー直線、さらにゴールまで緩やかな下り勾配なので、一瞬の切れる脚が勝負を分けるコースとなっている。
主な芝コース・距離別の押さえるポイント
芝 1000m
スタートからコーナーまで短いため、スピードのあるある逃げ・先行馬が有利である。
芝 1200m
コース中の最低地点からスタートし、3.4mを駆け上がる。コーナーまでの距離が比較的長いため、差し馬にも活躍の余地はある。
芝 1800m、2000m
コーナーを4度通過するので先行馬が有利だが、差し馬が台頭するケースも少なくない。枠順による有利不利はあまりない。
主なダートコース・距離別の押さえるポイント
ダート 1000m
最後の直線はJRA最短の260mと短い。ゴール前100mはフラットになっている。逃げ・先行馬が圧倒的に有利で、枠順は外枠のほうが有利となっている。
ダート 1700m
コーナーを4度通過する形状で先行馬が有利である。ただ逃げ馬の成績はあまりよくなく、末脚が光る差し馬は好走が目立つ。
ダート 2400m
コーナーを6度通過しアップダウンをくり返すタフなコースとなっている。レースのペース次第では差し馬でも好走するケースは見られる。