馬券の種類を知ろう
馬券の購入方法
JRA(中央競馬)の馬券は全国10か所の競馬場や、30以上あるウインズ(場外勝馬投票券発売所)のほか、電話投票、インターネット投票でも購入することができる。100円から購入することができ、競馬場やウインズではマークカードに、買いたい馬の内容を記入することで購入できる。JRAには緑(基本)、赤(ボックス・フォーメーション)、青(流し)、ライトカードの4種類のマークカードがある。
馬券の種類
馬券の種類には主に10種類ある。どの券種をいくら買うかによって、的中率や回収率が大きく左右される。
● 単勝(単勝式馬券)
1着、つまり勝ち馬を当てる券種。もっとも基本的でシンプルな馬券であり、初心者にも買いやすいと言える。
● 複勝(複勝式馬券)
3着以内(7頭立て以下の場合は2着以内)に入る馬を当てる券種。単勝に比べると的中しやすいが、配当は単勝の約3分の1程度。もっとも的中率が高い馬券だが、配当は少な
い。
● 枠連(枠番連勝式)
1・2着馬の枠番号の組み合わせを当てる券種。同一枠内に2頭以上が入っている場合は、どの馬が入っても的中である。
● 馬連(馬番連勝式)
1・2着の馬番号の組み合わせを当てる券種。
● ワイド(拡大馬番連勝式)
1~3着のうちの2頭の馬番号の組み合わせを当てる券種。1着と2着、1着と3着、2着と3着のいずれの組み合わせでも的中となる。
● 3連複
1~3着の3頭の馬番号の組み合わせを当てる券種。
● 馬単
1・2着の馬番号を順番に当てる券種。
● 3連単
1~3着馬の馬番号を順番通りに当てる券種。もっとも的中させることが難しい馬券だが、配当金は高額で魅力的である。人気薄の組み合わせならば、数百万以上の配当が出ることもある。もっとも人気のある馬券だと言っていいだろう。
● 枠単
1・2着馬が入っている枠番号を順番通りに当てる券種。一部の地方競馬のみで発売されている。
● 応援馬券
単勝式と複勝式の馬券を同時に購入することができる券種。馬券には馬名とともに、「がんばれ!」と印字される。
馬券の買い方
● ながし・ながす
1つの馬(枠番)を軸にして、相手となりそうな馬番(枠番)との組み合わせで¥を何点か買うこと。軸にした馬(枠番)から、すべての馬番(枠番)を買うことを総ながしという。
● ボックス買い
馬番(枠番)を3つ以上選び、それらの組み合わせをすべて買うこと。馬連(枠連)の場合は3つ選べば3通り、4つ選べば6通り、5頭選べば10通りになる。馬単の場合はそれぞれの倍となる。
● フォーメーション
3連単で1着馬、2着馬、3着馬をそれぞれ指定して買うこと。
● 抜け目
軸を決めて流すときに、特定の馬番(枠番)を買わないこと。
● タテ目
例えば①ー②、①ー③を買ったときの②ー③のこと。