カルピンの競馬

レース展開やコース・脚質、調教、血統などあらゆるデータを分析していき、危険な買ってはいけない馬を見抜いていく。気になったことも書きます。

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「ギャンブル」に依存して失うもの

 [目次] 

 

 

 

はじめに

日本には、とにかくギャンブルが溢れています。身近なもので言えば、パチンコ・スロット、公営ギャンブルである競馬、競艇、競輪など、そして宝くじなどもギャンブルのひとつです。とにかく、私たちの身近にこれらはあふれています。ギャンブル人口は日本国内に2000万人以上いて、かなり大きな市場規模であります。

 

 

近年では「ギャンブル依存症」という言葉をよく耳にします。少しの興味で始めたギャンブルが、数年後には「ギャンブル依存症」になってしまう可能性があります。ギャンブル依存症の疑いがある人は、国内だけで500万人以上いると推定されており、身近にいる人がギャンブル依存症である可能性はおかしいことではありません。ギャンブルをしている人の中には、「自分だけは大丈夫である」「そのような人たちは意思の弱い人たち」であると考えている人は多い。しかし、ギャンブル依存症は本人の意思とは関係ないもので、「病的賭博」とも言われ、病気であるため治すためには治療が必要なのです。

 

 

ギャンブル依存症によって、失うものは多い。では、ギャンブルで失ってしまうものには具体的にどのようなものであろうか?

 

 

 

お金を失ってしまう、借金をしてしまう

これがやはり一番大きな損失であると思います。ギャンブルは胴元が儲かる仕組みなので、長いスパンで見ると必ず負けるものである。だが、「負け分は取り返さないといけない」「次は勝てる」などと考えていると、さらに深みにはまっていくことになります。ギャンブルでうまくいったときの快感を脳が覚えてしまうので、中々やめることはできません。そして、自分では制御できなくなり、使ってはいけないお金に手を出すようになってしまい、借金までしてギャンブルに手を出してしまいます。

 

 

 

貴重な時間を失う

ギャンブルにのめり込んでしまうと、休日の貴重な時間を失ってしまいます。例えば、パチンコやスロットにはまってしまうと、休日の開店時間の9時あたりから閉店時間の23時くらいまで、半日以上台の前に座ってひたすらうちます。普通の人には考えられないかもしれませんが、ギャンブル依存症の人はこうなってしまいます。負けがかさんだり、台がはまったりしていると、帰りたくても帰ることができなくなります。そして、貴重な時間を失ってしまいます。これは他のギャンブルにも言えることです。

 

 

 

労働意欲を失ってしまう

 ギャンブルは、社会的に金銭的弱者をターゲートにしており、上手くいけば一日で、数万円から数十万円までお金を増やすことができるのです。しかし、これが非常にまずいのです。一日でこんなに多くのお金を遊べて得ることができるのなら、日々の労働が馬鹿らしく思えてしまうのです。労働中にもギャンブルのことを考えてしまい、正常な労働意欲を失ってしまいます。そして、ギャンブルが中心の生活になってしまう可能性があります。

 

 

 

人間関係が台無しになる

ギャンブルに依存してしまうと、家族や友達など身近な人と過ごす時間を失い、 ギャンブルをするために嘘をついたりします。優先順位の第一がギャンブルとなり、そしてお金と時間にだらしなくなり、寄り付いてくる人は少なくなっていきます。世間から見てギャンブルと聞いて、良い印象を抱く人はほとんどいません。そうなると、さらにギャンブルにのめり込んでいってしまいます。

 

 

 

普通の金銭感覚を失う

例えば、「休日に美味しいものを食べよう」と考えたとき、2000円のランチがあったとします。金銭的に余裕がない限り、「2000円のランチは高いな」と思うのが普通の感覚です。しかし、ギャンブルで2000円を投資したとしても、別にそんなに高いとは思いませんよね。なぜなら、投資したそのときは、お金は増えて帰ってくるものだとそのときは考えているからです。ギャンブルが上手くいったとしても、脳がその快感を覚えてしまっているので、多少の勝ちでは満足できなくなり、さらに投資資金が増えたり、高配当を狙うようになってしまいます。

 

 

 

さいごに

他にも、ギャンブルに依存してしまうと失うものはたくさんあります。ギャンブルは勝てる仕組みになっていないので、自分で処理できる中での遊び程度に済ませましょう。そして、「ギャンブル依存症は誰でもなりうる病気である」という認識を持ったほうがいいです。

 

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